阪和線103系の記録・クハ103 (5)-68.72.96.108

クハ103-68

昭和40年8月に山手線用として新製され池袋区へ配置、昭和48年3月に浦和、昭和51年2月に森ノ宮、平成18年1月に奈良、平成19年7月に日根野へ転入してきました。偶数ナンバーですが大阪環状線時代から奇数向きで使用されていた1両ですね。延命工事等は受けず未更新のまま平成23年6月に廃車されました。

2010.9.30 上野芝駅(ドアコックは最後まで原形でした)

クハ103-72

昭和40年9月に山手線用として新製され池袋に配置、昭和48年2月に浦和、昭和49年6月に蒲田、昭和51年7月に森ノ宮、平成18年6月に日根野へ転入してきました。同車も偶数ナンバーですが大阪環状線時代から奇数向きで過ごした期間が長かった車両ですね。延命N工事は施工が昭和63年9月と早いので妻窓は2段のままでしたが晩年は閉鎖されています。平成23年9月に廃車されました。(N)

クハ103-96

昭和42年4月に山手線用として新製され池袋に配置、昭和49年3月に蒲田、昭和51年2月に鳳へ転入してきました。蒲田区時代は横浜線用として使用された経歴の1両です。京浜東北線と横浜線を担当した電車区ならではですね(他にも数両ありました)当初は偶数向きでしたがATS-P取付け後の平成3年以降は奇数向きに方転され、当時の阪和線では珍しい偶数ナンバーで天王寺向きのクハでした。未更新のまま平成23年10月に廃車されています。

クハ103-108

昭和42年12月に山手線用として新製され品川区へ配置、昭和50年6月に明石、昭和58年6月に森ノ宮、平成18年6月に日根野へ転入しました。塗装はウグイス→ブルー→オレンジ→ウグイス→ブルーと変更されています。昭和58年11月に特別保全工事を受け塗り屋根になっていたのが特徴でした。廃車は平成23年9月でした。

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