KATOからキハ181系四国色の発売が決定しましたね。最近はJR以降に登場した四国の車両も色々製品化されるようになりましたが、以前は国鉄継承車の塗装変更が出る程度でした。1000形などJR以降の一般形車両は無いのですが、JR四国気動車編の運転会を数年前に行ったのでスナップ画像をアップしたいと思います。

キハ58
国鉄時代は気動車王国だった四国で活躍したキハ58系、冷房化も進められ急行を中心にローカル輸送も担当していましたね。JRへは92両継承されましたが、2000系や1000形の投入・予讃線の電化で急速に廃車も進み1993年には半数以上姿を消しています。JR以降はあっという間にローカル用になりましたが2008年10月まで地域輸送に活躍しました。


残った車両は通勤化改造され一部座席のロングシート化とトイレ・洗面所・デッキの仕切り撤去など行われました。キハ58は屋根の水タンクも撤去されキハ28のような外観になり、模型で通勤バージョンは製品化されていないためTOMIXから発売されていた四国色をベースに製作してみました。屋根は中古のキハ28と交換し台車なども分売パーツを使用してグレー化しました。晩年はベンチレーターも撤去されましたが、好みで残し2000年前後の姿にしています。

2005年3月にキハ58 293とキハ65 34の2両が国鉄急行色へ塗装変更され活躍していたのは印象に残っておられる方も多いと思います。Hゴムもグレーになり懐かしい姿が蘇りました。四国色の中では目立つ存在ですね(^^)ちょっとした変化を、ということで製作してみました。TOMIXの国鉄色をベースに水タンクとベンチレーターを撤去しています。このあたりがリバイバル塗装らしいところでしょうか(笑)ただ、実車はタイフォンがスリットなのでタイプになります。現行のKATOやTOMIXのリニューアルされたキハ58系はタイフォンも選択できるので、再現しやすくなったでしょう。


キハ58系も細かなことになるとテールライトの形状や前面補強、正面窓上の水切りや通風口、トイレ窓ガラスの種類など特定ナンバーの加工ポイントが色々あり、そのあたりは特に加工していないのでキハ58ファンの方から見ると「物足りない」と思われるかも知れませんが大目に見てください(^^;)




