キハ57
キハ57は信越本線横川~軽井沢間のアプト式区間を通過するために台車を空気ばねのDT31・TR68を採用したグループで晩年は小海線や中京地区へ転属、そして四国へも1978年9両転入してきました。キハ58系の中では早く落成したこともあり大半は国鉄時代に廃車、19・22の2両だけJRへ継承され塗装も四国色へ変更されましたが1992年に廃車されました。


模型では引退して25年以上経過した2018年に製品化、元キロのキハ28 5200番台とセットで限定品として販売され、限定という言葉に弱い私は購入しました(笑)

2018年に製品化されたキハ57ですが、下の車両は私が10年以上前にジャンクで入手したもので、物色中に四国色のキハがあり値段も手頃だったので増結用に購入したのですが、帰宅後よく確認すると前所有者によって台車はDT31化、Hゴムは白色に交換されナンバーもキハ57 19に転写されていたものでした。JRへ継承されていたのは知っていたので、バリエーションとして良いとそのまま整備したのですが、上記の限定品キハ28 2500番台四国色欲しさに購入した際、キハ57もセット内に入っていたので結果として19・22の2両揃うことになりました(笑)

キハ65
キハ58系の冷房化に必要不可欠だったキハ65、外観は12系客車に準じたもので一目で区別できますね(^^)0番台は86両製造されましたが四国局へは半数近い42両配置され、JRへは39両継承されました。四国の急行を再現するには欠かせない存在です。電化延伸や2000系の投入により余剰になりましたが、一部JR九州と西日本へ売却されトップナンバー車などエーデルシリーズのタネ車にもなりました。7は予讃線電化で1993年に廃車されています。


残った車両はキハ58とペアでローカル運用に活躍しましたが、通勤化改造でトイレが撤去されたのでトイレ無しの普通が走るのならキハ65同士による編成美も見てみたかったです(笑)仮にキハ65+キハ65が実現しても模型はトレーラー車しか発売されていないので「動力はどうする?」という問題も出ますが(苦笑)床下グレーの晩年の姿も再現しました。

2005年3月にキハ58 293と共に国鉄急行色へ変更されたのがキハ65 34でした。キハ65は屋根に通風器が元々無いためHゴムもグレーになると外観は国鉄時代に近い姿となり印象に残っておられる方も多いことでしょう。引退後、解体されず四国鉄道文化館へ保存されたのは嬉しく思います。模型で再現しましたが無線アンテナ以外は特に加工していません(笑)





