JR四国の気動車・2 キハ28

キハ28

JRへは37両継承されましたが、2000系や1000形の投入・予讃線の電化で急速に廃車も進み1993年4月時点で14両まで減りました。キハ58への冷房電源には必要な形式なので晩年はキハ58+キハ28で走る姿が印象深いです。

JR四国のキハ58系でキハ28 2002はJRへ継承されたキハ28の最若番ということで注目されていた車両でしょう。2000系などの投入で仲間が次々と廃車になりましたが、2002は通勤改造を受け2008年まで活躍しました。新製配置は広島で名古屋→広島→長崎→小郡と転属し高松へは1972年、冷房改造も同年に行われています。廃車後も多度津工場に保管されていましたが後に解体されました。保存して欲しいと言うのは簡単ですが現実は中々難しいですね。

ローカル輸送に転じたキハ28、晩年の床下グレー化で形態差を出してみました。キハ58+キハ28のペアはJR各社で見られた定番の組み合わせですが、四国のキハ58は水タンクが無いので他社とは一味違う外観でしたね。

キハ28の変わり種としてキロ28を格下げ改造した5200番台があります。外観はキロ時代と変わりませんね、キハ28といえば運転台付きの印象が強いので最初はキハ28と名乗っていることに違和感ありました(笑)今でこそ7000・8000番台とかありますが、国鉄時代で5000番台は当時珍しく感じました。キハ28は2000・3000番台があったので当然の流れなのでしょうけど(^^)JRへ13両継承されましたが急行の廃止で1990年に全廃され四国色での活躍は短かったですね。

スナップ画像よりキハ58の並びと工臨のDE10を。形式は違ってもコーポレートカラーで統一されるのも悪くはないと感じた1枚です。

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