武蔵野線の205系、今回から多数派のVVVF化された5000番台グループを。
・M1(E39)編成

最初は2002年に三鷹区から転入したM1(E39)編成です。VVVF改造されたM1・2編成は界磁添加励磁制御の機器をサッカーワールドカップ開催で増備された253系200番台へ転用したのも話題になりました。模型は2003年に製作、自宅にパソコンとプリンタを購入したばかりということもあり、模型ではどこまで使えるのか?色々試していた時に色帯シールを印刷してKATOの205系京葉・横浜線をベースに再現、モハ205の床下もグリーンマックスの類似機器を使用してVVVF化しています。

2021年に白色室内灯化などリニューアル整備しましたが、製作から15年以上経過しても帯シールは変色や剥がれも無かったのでそのままにしています。画像を見るとシールの厚みが気になるかも知れませんが(苦笑)その後、5000番台の模型はKATOとグリーンマックスから製品化されますが一般顔のオール大窓ドア仕様はまだですね。ちなみに改造直後を再現したので運行幕は字幕式にしています。東日本の通勤形運行幕はLED化が進められたので武蔵野線でこのスタイルは時期的に長くなかったと記憶しています。
・M3(E6)編成

山手線からの転入車は6ドアのサハ204とモハ2両を抜いた山手線時代を維持した編成もあれば、埼京線からのサハ205と組まれた寄せ集め編成もありましたが、KATOから2004年に製品化されたのはE6(M3)編成で山手線時代を維持したオール小窓ドア編成でした。厳密にはモハ204-5006は山手時代5号車だったのでMG無しのためSIVを設置、模型ではMG仕様の床下を流用しているためタイプになります。今ではユーザーの厳しい?視線で金型流用はどこまでが許容範囲なのかメーカーも悩ましいところでしょう。E6(M3)編成は行先を快速 東京にしています。

・M6(E8)編成
実車が5本しかないメルヘン顔の模型を2本購入したなら多数派の5000番台も2本なければという流れで、オール小窓ドア編成2本目はM3編成と同じく山手線時代の組合せを維持していたM6編成です。こちらは山手時代に5・6号車だったMGなしのモハユニットが外されたので、5000番台改造後もモハ204は2両ともMGを搭載したKATOの模型と同タイプの編成でした。近年、製品化されたグリーンマックスの5000番台はモハ204のMGまたはSIVの床下を編成ごとに再現されているようですが、同社の製品は価格が高いので購入していません(^^;)床下機器でもタイプで済ませられない時代になってきたとはいえ、新規金型を用意することや材料費など価格上昇で鉄道模型も8連2万円を切るという商品は無くなってきましたね。


今回はドア窓の大きさが揃った編成の紹介でした。次回は元埼京線サハ205が入った編成を。



