KATOから特別企画品として205系武蔵野線最終編成と譲渡先のインドネシア鉄道が製品化予定になりました。武蔵野線の205系も色々再現したので製作時のエピソードとか振り返ってみようと思います。今回は1991年12月のダイヤ改正で新製投入された「メルヘン顔」と呼ばれた生え抜き車です。

・E2(M62)編成

1992年にKATOから発売され、京葉線の金型があるので色違いで製品化されたというところでしょうか。KATOでは珍しく限定品と告知されていたので「限定」という言葉に弱い私は2本購入しました(笑)約30年前の製品ですが今でも安定した走りを見せてくれます。当時の武蔵野線は6連も走っていたため8連は前面に「8CARS」のステッカー、「むさしのドリーム」の種別も今となっては懐かしいです(^^)1本目は製品のまま当時のE2編成クハ205-146~を再現しています。

・E3(M63)編成

2本目は当時のE3編成、ナンバーをクハ205-147~に改番して方向幕は定番の「府中本町」にしました。

KATOの205系は前面の方向幕等が点灯しないため、整備で室内灯取付け時に照明板から光ファイバーを方向幕部分まで延長させて点灯するように加工しています(当方の所有する205系は全て)

・E4(M64)編成

限定品で販売されたKATOのメルヘン顔武蔵野線色が2003年に特別企画品という形で再生産されました。既に2本所有しているのに好きな車両ということで3本目を増備、(M35編成もあるので4本)ナンバーは初回品と異なりE4(M64)編成クハ205-148~、当時は武蔵野線も全編成8連化されたため前面の「8CARS」ステッカーは無くなり、シルバーシートは優先席へと変わった姿を再現しました。ドアステッカーも貼ってみました。これを見ると「首都圏の電車だぁ」と感じるのは地方の人間ですね(笑)シールを貼るのは大変ですが(^^;)

最後にE2・E3編成の並びを、国鉄時代の通勤形は基本的にスカート無しが定番でしたがJR以降は標準装備となる中、メルヘン顔の武蔵野線色は最後までスカート無しスタイルを維持したグループでした。




